2005年コレクション ギリシア
 
 

古典古代ギリシャの小さな大傑作

コリントのふくろう


世界限定 3000個(シリアルナンバー入り)

 
  

完売致しました


 

コリント期はギリシア美術の源

今回ご紹介する「コリントのふくろう」は紀元前7世紀の前コリント期からとりました。コリント式神殿で有名なコリントは今も多くの人が訪れる古代ギリシア有数の遺跡ですが、それに先立つ前コリント期は装飾が幾何学模様から動植物の形象に広がった美術史上重要な時代でした。このふくろうもそのひとつで、素朴でほほえましい姿は2600年の時を越え私たちを魅了する力を秘めています。この作品はそれをヘレンド伝統のうろこ模様で仕上げたものです。

ふくろうを象った香水瓶

オリジナルはふくろうの形をした香水瓶で、身分の高い婦人が香水を入れて持ち歩いたもののようです。興味深いのは、“神の使い”であるふくろうが香水瓶の造形に使われていることです。それは性質上お守りでもあり、同時に装身具でもあったのです。こんなに古い時代からの、今も変わらない"幸運"と"知恵"のふくろうです。
 こうして見ると、古代ギリシアへのタイムスリップも意外と身近に感じられるのではないでしょうか。おおらかな古代世界への旅、ヘレンドの"世界のふくろう"のライトモチーフです。

オリジナルはパリ・ルーブル美術館の2階、シュリーウイングで観られます。あまりに小さくて見付けるのが大変ですが、それでもルーブル自慢の傑作のひとつです。首をかしげ、大きく見開いた眼でなにかを見つめる愛らしいポーズをお楽しみください。